MID TOWER GRANDの4900~19400万円台は割高?割安?




住宅購入についてお悩みの方
LIFULL HOME’S 住まいの窓口に相談する

  • 選び方(注文住宅、建売住宅、中古戸建、新築マンション、中古マンション、リノベーション)
  • お金(予算感、ローンの借り方・仕組み・選び方、税金)
  • 進め方・選び方(スケジュール、ポイント、注意点)
MID TOWER GRANDというマンションがお買い得なのかどうか、路線価をベンチマークにして検討してみました。
東京都中央区月島1-5000番他(地番)に建設予定のマンションです。

マンション概要

名称
MID TOWER GRAND
所在地
東京都中央区月島1-5000番他(地番)
交通
東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島」駅より徒歩2分
総戸数
503戸(事業協力者住戸116戸を含む、他に店舗29戸)
構造・階数
RC32階地下1階建
間取り
1LDK~3LDK
専有面積
40.56m2~107.43m2
予定価格帯
4900万円台~1億9400万円台
管理費
金額未定
管理準備金
修繕積立金
金額未定
駐車場
敷地内176台(料金3万5000円~3万9000円/月、機械式172台・平面4台)
駐輪場
691台収容(料金200円~800円/月)
バイク置場
18台収容(料金2000円~5000円/月)
用途地域
商業地域
完成時期
2020年10月下旬予定
入居時期
2021年1月下旬予定

※2019年2月時点の情報を掲載しております
※出典:公式ホームページ、SUUMO

物件価格の妥当性検証

物件概要より、MID TOWER GRANDの販売価格は、40.56m2~107.43m2の面積に対して、4900万円台~1億9400万円台です。
この値段が高いのか、それとも安いのか?
土地の価格と工事費用を推計して、販売価格の妥当性を検証していきます。

路線価の確認

まずは、路線価に専有面積を乗じて土地価格の推計値を算定します。
そのためには、まず路線価を確認する必要がありますので、物件の所在地を確認します。
MID TOWER GRANDの住所は東京都中央区月島1-5000番他(地番)です。

場所が確認できたところで、次に路線価を確認します。
実は路線価計算はとても複雑ですが、細かく計算すると大変ですので、非常に簡便的な方法を採用し、複数の道路に面していた場合には、一番高い路線価を物件の路線価として採用することとします。
上記前提で考えると、MID TOWER GRANDの路線価は1,070,000円ということになります。

出典:国税庁 平成30年分財産評価基準

土地の市場価格推計

路線価が確認できましたので、専有面積を乗じて土地の市場価格を推計してみましょう。
物件概要によれば、MID TOWER GRANDの専有面積は40.56m2~107.43m2ですので、路線価方式の土地価格は、43,399,200円~114,950,100円と算定できます。

ここで、路線価方式によって算定した土地市場価格は、売買取引時価(実際に売買するときに用いる価格)の80%程度と言われています。
つまり、路線価方式の土地価格を1.25倍した金額が土地の市場価格となります。

【土地の市場価格推計値】
54,249,000円~143,687,625円

工事費用推計

次にマンションを建設するために要した工事費用推計値を算定します。

物件概要によれば、MID TOWER GRANDの構造は、鉄筋コンクリート造です。
ここで、国土交通省が発表している構造別工事予定費の統計(平成30年)によると、東京都の鉄筋コンクリート造の建物は1㎡当たり324,214円の費用が発生します。
MID TOWER GRANDの専有面積は40.56m2~107.43m2ですので、工事費用の推計値は以下の金額と推計できます。

【工事費用の推計値】
13,150,120円~34,830,310円

割高割安判定

土地の市場価格と工事費用の推計値が算定できましたので、実際の販売価格と比べてみます。
この2つを比べると、どの程度デベロッパーが利益を乗せているか、おおよその金額が確認することができます。

ここで注意すべき事項があります。
それは、推計値と実績値の差額がすべてデベロッパーの利益ではないということです。
マンションを販売するためには、営業の人件費やモデルルーム運営の設備費、広告宣伝費が必要です。
つまり、推計値よりも販売価格の方が高いことは、ある程度仕方ないということです。

では、実際に比較してみましょう。
MID TOWER GRANDの土地の推計値は54,249,000円~143,687,625円、工事費の推計値は13,150,120円~34,830,310円ですので、合計で67,399,120円~178,517,935円となります。
そして、実際の販売価格は4900万円台~1億9400万円台です。
差額、つまり経費と利益の上乗せは、-18,399,120円~15,482,065円であることが予想されます。
利益ののせ幅については、部屋によって大きな違いがありそうですね。
おそらく、高層階の部屋についてはプレミアムを乗せていると思われますが、低層階の部屋については比較的割安な販売価格が設定されていると思われます。

他のマンションとの比較

積み上げ方式による検討を行ってきましたが、他のマンションと比べたときの相対的な販売価格の高低についても確認しましょう。

下図は、2018年以降に売りに出された東京都の新築分譲マンション255棟について、坪単価の中央値を縦軸に、路線価を横軸にとって散布図を作成しております。
※坪単価の中央値は、販売価格の中央値÷専有面積の中央値×3.3として計算。

右肩上がりの赤いラインが平均線になります。
路線価に対して販売価格の平均的な水準を結んだ線ということです。
つまり、赤いラインより上側にあれば割高、下側にあれば割安であると判断できます。

ここで、MID TOWER GRANDの坪単価の中央値は542万円、路線価は1,070,000円で、オレンジの点がそれに該当します。
オレンジの点はやや上側にありますので、MID TOWER GRANDは他のマンションに比べると少し割高で販売されていることが予想されます。

先ほども申し上げましたが、部屋によって状況は大きく異なることが考えられます。
平均するとやや割高という結果となりましたが、割安な部屋も比較的多いと思いますので、あまり後ろ向きに考えなくてもよいかもしれません。

個別の情報がもっとほしい方
住まいのサーフィンに登録する

  • マンションの適正価格がわかる(新築マンション4000棟弱・中古マンション201万戸超を開示)
  • モデルルームに行かなくても価格表が見られる
  • 中古マンションの売却相場が無料でわかる